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2010/06/30

5月の大手50社受注総額は前年同月比増も単月3番目の低水準 国交省

 建設業の大手50社が5月に受注した工事の総額は前年同月に比べ9・2%増の4966億1400万円と2カ月ぶりに増加に転じたことが、国土交通省の調べで分かった。公共工事は過去最低の水準を記録したが、民間工事の増加がそれを補った。ただし、受注総額は単月で過去3番目の低さにとどまっている。
 受注総額を発注者別に見ると、民間工事は10・2%増の3436億7200万円で2カ月ぶりの増加。内訳は製造業が18・8%減の636億1200万円、非製造業が19・8%増の2800億6100万円だった。
 公共工事は13・5%減の704億3700万円で4カ月連続の減少。国や政府関係法人など「国の機関」が52・1%減の237億8600万円と単月で過去最低の水準となった。一方、都道府県や市区町村などの「地方の機関」は46・5%増の466億5100万円に増加した。
 海外工事は130・4%増の425億5100万円だった。

提供:建通新聞社