トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2012/05/24

道路整備推進へ決議 命と暮らしを守る道づくり全国大会

 道路整備促進期成同盟会全国協議会(会長・五藤康之広島県三原市長)は23日、「命と暮らしを守る道づくり全国大会」を東京都千代田区の砂防会館で開き、高規格道路のミッシングリンク解消、防災・減災のための道路整備の推進などを政府に求める決議を採択した。
 協議会は決議の中で▽高規格道路のミッシングリンク解消▽防災・減災のための道路整備の全国的な推進▽災害に強い道路ネットワークの整備や広域・機動的な危機管理体制の確保―などを政府に要請。また、都道府県・政令指定都市向けの投資補助金を統合した地域自主戦略交付金について、市町村との協議が整わない場合に導入を見送るよう求めた。
 全国大会で意見発表を行った三重県名張市の亀井利克市長は「東日本大震災で道路整備に対する国民の意識は変わりつつある。南海トラフ大地震への備えとしても、有事の際に命をつなぐライフラインとなる道路整備は必要だ」と災害時の道路の重要性を訴えた。

提供:建通新聞社