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中央ニュース

2012/07/31

生コン出荷、7カ月連続プラス

 全国生コンクリート工業組合連合会と同協同組合連合会は、2012年6月の生コン出荷実績をまとめた。全国の生コンの総出荷量は、前年同月比3・1%増となる741万7000立方b。7カ月連続して前年同月比でプラスした。6月は標準稼働日数(平日)が昨年同月より1日少なく、台風の上陸もあった。連合会では、これらのマイナス要素がなければ、「前年同月比で10%程度のプラスになったのではないか」とみている。
 官民の内訳は、官公需が前年同月比1・8%増の308万5000立方bで2カ月連続プラス、民需が同4・1%増の433万3000立方bで22カ月連続プラスだった。
 工業組合別にみると、被災地の宮城(176・4%増)、岩手(81・3%増)、福島(44・4%増)が大幅増になったほか、香川(20・1%増)、大阪兵庫(13・8%増)など14工組が10%以上の伸びとなった。
 今後2〜3カ月先の需要見通しについては、「増加」が岩手と京都の2工組で、「やや増加」が香川など5工組だった。東京や神奈川、大阪兵庫、岡山、愛媛、高知など17工組は「前年並み」、岐阜や三重、徳島などの12工組が「やや減少」、静岡、愛知などの10工組は「減少」すると予測している。

提供:建通新聞社