トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2012/08/27

復興交付金56市町村に1806億

 復興庁は、東日本大震災で被災した地方自治体に対する復興交付金の3回目の交付可能額を決定し、1道8県56市町村に通知した。交付する事業費の総額は1806億円で、このうち宮城県、岩手県、福島県の被災3県に1797億円を配分する。「防災集団移転促進事業」や「災害公営住宅整備事業」などの2013年度事業分を一括配分することで、交付可能額は自治体からの要望額を約400億円上回った。
 道県別の事業費は▽北海道2000万円▽青森県8000万円▽岩手県594億3000万円▽宮城県1020億7000万円▽福島県182億1000万円▽茨城県5億7000万円▽埼玉県5000万円▽千葉県1億6000万円▽新潟県1000万円―の総額1805億9000万円(うち国費1434億6000万円)となった。
 6月まで受け付けていた自治体からの要望額は1422億7000万円だったが、13年度事業分を一括配分したり、事前の計画提出・承認を必要としない「効果促進事業」に152億円を上乗せするなど、交付可能額は自治体からの要望額を大幅に上回ることになった。
 主な事業では、水産加工処理施設や冷凍・冷蔵施設の整備に対する「水産・漁港関連施設整備事業」に、1・2回目の交付額を大きく上回る450億円を配分。防災集団移転促進事業には、77地区の約6400戸の整備に着手するため、測量・設計や用地取得などに572億円を交付する。
 災害公営住宅の整備には239億円を配分し、17市町が計画する730戸の整備に着手する。このほかにも、市街地液状化対策事業の調査費に5億円、造成宅地滑動崩落対策事業に31億円を配分するとした。
 復興庁は、復興交付金の4回目の交付に向け、10月中旬を締切として被災地の自治体から事業計画の提出を求める。

提供:建通新聞社