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中央ニュース

2013/02/06

南海トラフを想定した初の広域防災訓練 国交省 

 国土交通省は、南海トラフ巨大地震に備えるため、地方ブロックを超えた広域的な防災訓練を2月7日に初めて実施する。緊急災害対策本部長を務める太田昭宏国交相の指揮の下、緊急災害対策本部の運営訓練や地方整備局との情報伝達・共有訓練などを行い、広域的で甚大な被害が予想される災害への対応力を高める。
 訓練に当たっては、マグニチュード9・0の南海トラフ巨大地震が発生した24時間後を想定。南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会による中部地方全域での広域連携防災訓練と同時開催とし、本省緊急災害対策本部と中部地方整備局・中部運輸局の災害対策本部とのTV会議などを行う。
 また、新東名高速道路・浜松サービスエリアや、木曽三川公園・河川環境楽園などで災害対策用機械の派遣・展開訓練なども実施。伊豆半島、紀伊半島、高知海岸付近で防災ヘリコプター3機による被害状況調査報告訓練も予定している。

提供:建通新聞社