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中央ニュース
2013/04/05
新設・改築費は５・１％増 高速道路６社
高速道路会社６社の２０１３年度事業計画によると、新設・改築費（一般管理費、建設中利息を除く）の合計額は１兆３３３６億円。前年度に比べ５・１％の増で、中日本高速と西日本高速が２桁の伸び。また、修繕費は全社が増やした結果、合計額は76・４％増の４７２４億円と前年度の２倍近い規模だ。関連事業関係のサービスエリア（ＳＡ）・パーキングエリア（ＰＡ）建設事業費は30・５％増の２０８億円、その他の事業建設費は36・４％増の60億円となっている。
道路会社ごとの13年度事業計画の概要は次の通り。
■首都高速道路会社
新設・改築費は０・９％増の１９１６億円で前年度並み。中央環状品川線など６路線28・３㌔の新設に加え、５号線板橋熊野町ジャンクション（ＪＣＴ）間０・５㌔の改良や防災・安全対策などに充当する。
修繕費は１５１・６％増の５３６億円、その他の事業費は前年度と同額の３億円を確保した。
中央環状新宿線に関係する環状第６号線街路築造の受託工事などに２４８億円を投入する。
■中日本高速道路会社
新設・改築費は20％増の５２９２億円。第二東海自動車道など７路線３２７㌔の新設と、中央自動車道など６路線41㌔の改築を進める。13年度内に首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の茅ケ崎ジャンクション（ＪＣＴ）～寒川北間の５㌔と、相模原インターチェンジ（ＩＣ）を除く相模原愛川～高尾山間15㌔を完成させる予定だ。
路線別の経費内訳は▽中央自動車道＝４３８億円（３５１・５％増）▽第一東海自動車道＝73億円（３・９％減）▽東海北陸自動車道＝42億円（20・８％減）▽第二東海自動車道＝３０２２億円（46・９％増）▽中部横断自動車道＝２８３億円（76・９％増）▽北陸自動車道＝25億円（１７７・８％増）▽近畿自動車道＝１０２７億円（３％増）▽圏央道＝３７５億円（56・７％減）▽東海環状自動車道＝１億円（94・１％減）―としている。
修繕費は１３３・９％増の１１２５億円と前年度の２倍強を確保した。ＳＡ・ＰＡ事業建設費は31・３％減の33億円で、圏央道厚木ＰＡなど17カ所の建設に充てる。
東海環状自動車道の美濃関ＪＣＴ中央高架橋や東海北陸自動車道の跨道橋の受託工事などは53億円で実施予定だ。
■東日本高速道路会社
新設・改築費は15・７％減の２４３５億円。東関東自動車道など９路線２７０㌔の新設や、関越自動車道など18路線86㌔の改築を進める。
13年度内開通予定は仙台北部道路の富谷ＪＣＴ～富谷間１・７㌔と、東京湾横断・木更津東金道路の東金ＪＣＴ～木更津東間42・９㌔。さらに▽道央自動車道新千歳空港ＩＣ▽東北自動車道小坂ＪＣＴ▽八戸自動車道八戸ＪＣＴ▽関越自動車道高坂ＳＡ上り線付加車線▽同坂戸西スマートＩＣ▽同高崎・玉村スマートＩＣ▽東関東自動車道谷津船橋ＩＣ▽同酒々井ＩＣ―も完成させる。
修繕費に22・３％増の１２３６億円、ＳＡ・ＰＡ事業建設費に43・７％増の１０２億円を割り振った。圏央道鶴ケ島ＪＣＴ～久喜白岡ＪＣＴ建設事業の用地細目協定に基づく受託事業などは１２９億円で進める予定。
■西日本高速道路会社
新設・改築費は11・１％増の２８２２億円。近畿自動車道など10路線１８０㌔の新設や、四国横断自動車道など２路線60㌔の改築を実施する。13年度内開通予定は東九州自動車道の苅田北九州空港～行橋間９㌔と、京都縦貫自動車道の沓掛～大山崎ＪＣＴ間10㌔としている。
修繕費は92・２％増の１３１３億円、ＳＡ・ＰＡ事業建設費は80％増の72億円。京奈和自動車道大和御所道路と近畿自動車道天理吹田線の連結などの受託工事に１２７億円を投入する予定でいる。
■阪神高速道路会社
新設・改築費は８・９％減の８７１億円で、大和川線など３路線18・２㌔の新設などに充てる。淀川左岸線の大阪市此花区島屋２丁目～高見１丁目間４・３㌔と、大阪守口線守口ＪＣＴの13年度内完成を目指す。
修繕費は１０６・９％増の３６０億円。大和川線と大和川高規格堤防整備の同時施行などの受託事業は97億円を掛けて進める予定だ。
■本州四国連絡高速道路会社
修繕費は32・７％増の１５４億円。長大橋と道路施設の中長期的管理に必要な修繕に充てる。
提供：建通新聞社
道路会社ごとの13年度事業計画の概要は次の通り。
■首都高速道路会社
新設・改築費は０・９％増の１９１６億円で前年度並み。中央環状品川線など６路線28・３㌔の新設に加え、５号線板橋熊野町ジャンクション（ＪＣＴ）間０・５㌔の改良や防災・安全対策などに充当する。
修繕費は１５１・６％増の５３６億円、その他の事業費は前年度と同額の３億円を確保した。
中央環状新宿線に関係する環状第６号線街路築造の受託工事などに２４８億円を投入する。
■中日本高速道路会社
新設・改築費は20％増の５２９２億円。第二東海自動車道など７路線３２７㌔の新設と、中央自動車道など６路線41㌔の改築を進める。13年度内に首都圏中央連絡自動車道（圏央道）の茅ケ崎ジャンクション（ＪＣＴ）～寒川北間の５㌔と、相模原インターチェンジ（ＩＣ）を除く相模原愛川～高尾山間15㌔を完成させる予定だ。
路線別の経費内訳は▽中央自動車道＝４３８億円（３５１・５％増）▽第一東海自動車道＝73億円（３・９％減）▽東海北陸自動車道＝42億円（20・８％減）▽第二東海自動車道＝３０２２億円（46・９％増）▽中部横断自動車道＝２８３億円（76・９％増）▽北陸自動車道＝25億円（１７７・８％増）▽近畿自動車道＝１０２７億円（３％増）▽圏央道＝３７５億円（56・７％減）▽東海環状自動車道＝１億円（94・１％減）―としている。
修繕費は１３３・９％増の１１２５億円と前年度の２倍強を確保した。ＳＡ・ＰＡ事業建設費は31・３％減の33億円で、圏央道厚木ＰＡなど17カ所の建設に充てる。
東海環状自動車道の美濃関ＪＣＴ中央高架橋や東海北陸自動車道の跨道橋の受託工事などは53億円で実施予定だ。
■東日本高速道路会社
新設・改築費は15・７％減の２４３５億円。東関東自動車道など９路線２７０㌔の新設や、関越自動車道など18路線86㌔の改築を進める。
13年度内開通予定は仙台北部道路の富谷ＪＣＴ～富谷間１・７㌔と、東京湾横断・木更津東金道路の東金ＪＣＴ～木更津東間42・９㌔。さらに▽道央自動車道新千歳空港ＩＣ▽東北自動車道小坂ＪＣＴ▽八戸自動車道八戸ＪＣＴ▽関越自動車道高坂ＳＡ上り線付加車線▽同坂戸西スマートＩＣ▽同高崎・玉村スマートＩＣ▽東関東自動車道谷津船橋ＩＣ▽同酒々井ＩＣ―も完成させる。
修繕費に22・３％増の１２３６億円、ＳＡ・ＰＡ事業建設費に43・７％増の１０２億円を割り振った。圏央道鶴ケ島ＪＣＴ～久喜白岡ＪＣＴ建設事業の用地細目協定に基づく受託事業などは１２９億円で進める予定。
■西日本高速道路会社
新設・改築費は11・１％増の２８２２億円。近畿自動車道など10路線１８０㌔の新設や、四国横断自動車道など２路線60㌔の改築を実施する。13年度内開通予定は東九州自動車道の苅田北九州空港～行橋間９㌔と、京都縦貫自動車道の沓掛～大山崎ＪＣＴ間10㌔としている。
修繕費は92・２％増の１３１３億円、ＳＡ・ＰＡ事業建設費は80％増の72億円。京奈和自動車道大和御所道路と近畿自動車道天理吹田線の連結などの受託工事に１２７億円を投入する予定でいる。
■阪神高速道路会社
新設・改築費は８・９％減の８７１億円で、大和川線など３路線18・２㌔の新設などに充てる。淀川左岸線の大阪市此花区島屋２丁目～高見１丁目間４・３㌔と、大阪守口線守口ＪＣＴの13年度内完成を目指す。
修繕費は１０６・９％増の３６０億円。大和川線と大和川高規格堤防整備の同時施行などの受託事業は97億円を掛けて進める予定だ。
■本州四国連絡高速道路会社
修繕費は32・７％増の１５４億円。長大橋と道路施設の中長期的管理に必要な修繕に充てる。
提供：建通新聞社
