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2013/08/22

太田国交相「道路整備で経済活性化を」 全国高速道路建設協議会

 全国46都道府県でつくる全国高速道路建設協議会は21日、東京都千代田区の砂防会館で第49回大会を開き、国に対して高規格幹線道路網の早期整備や老朽化対策の充実を求める決議を行った。大会に出席した太田昭弘国土交通相は「日本経済をもう一段階押し上げるためにも、道路整備は極めて重要だ」とあいさつし、都道府県に対しても、道路整備への協力を求めた。
 同協議会会長の横内正明山梨県知事は、昨年12月の中央自動車道笹子トンネル事故を例に「高速道路は本格的な大規模更新の時期を迎えている。笹子トンネルのような事故が二度と起きないよう、維持管理を強化することが求められる」と話した。
 太田国交相も、道路の維持管理や老朽化対策の重要性を強調し「『防災・減災』『メンテナンス』『老朽化対策』『耐震化』を公共事業の新しいメーンストリームにしたい」と語った。
 大会では▽高規格幹線道路網1万4000`の未事業化区間の早期開通▽維持管理・更新の推進▽大都市周辺の渋滞解消―などの実現に向け、2014年度概算要求で必要な予算の確保を国に求めることを決議。大会終了後、横内会長らが麻生太郎財務相らを訪れ、決議文を手渡した。

提供:建通新聞社