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2014/02/18

総合HPのロゴマーク決定 建設産業戦略的広報推進協議会

 建設産業の広報戦略を話し合う「建設産業戦略的広報推進協議会」は、昨年12月に開設した建設産業の魅力を発信する総合ホームページ「建設現場へGO!」のロゴマークを決定した。17日に開いた会合で、一般公募に応じた作品49点から、東京都在住で学生の窪田携馬さんの作品を最優秀賞に選んだ。ロゴマークは、総合HPへの掲載に加え、建設業団体にもさまざまな場面での活用を呼び掛ける。
 最優秀作品は、総合HPの名称である「建設現場へGO」をベースにシンボルマークを作成。「G」は「O」の右上にある建物を指し、若者に対して「建設現場を訪れてほしい」という思いが込められている。17日の会合では「ビルだけでなく、地面も描かれているので、土木・建築の双方をイメージできる」などと、高いデザイン性が評価された。
 17日の会合では、同協議会の2014年度事業計画案についても議論。計画案によると、4月から地域単位で建設産業の広報活動に取り組む協議会を設置するように働き掛けるほか、8月の「子ども霞ケ関見学デー」の中で建設機械試乗体験会や建設技能の体験型・展示型イベントの開催も検討するとした。
 また、10月からは、工業高校などの学生や教員、保護者をターゲットに「工業高校キャラバン(仮称)」の開催も計画する。キャラバンでは、建設業団体の協力を受け、工業高校に技能労働者を派遣し、座学・実技の出前講座を行う計画でいる。
 協議会の顧問を務める蟹澤宏剛芝浦工業大学教授は「建設業団体が14年度に開くイベントの日程を調べ、カレンダーをつくってみてはどうか。類似のイベントは可能な限り日程を合わせれば、個別にイベントを開くよりも訴求力が高まるのではないか」などと提案した。

提供:建通新聞社