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2014/03/13

成田空港の機能強化 自民議連が太田国交相に要請

自民党の成田国際空港推進議員連盟(二階俊博会長)は、成田空港の空港容量の拡大や都心へのアクセス向上を求める決議を行い、12日に太田昭宏国土交通相に申し入れた。2020年の東京五輪開催で訪日外国人旅行者の増加が見込まれることから、第3滑走路の増設や都心直結線の早期整備、空港施設の利便性向上などを要請した。
 決議は、20年の東京五輪を控え、日本の中心的な玄関口である成田空港の役割がより重要になるとともに、諸外国とのハブ空港間競争がますます激化していることから、早急な機能強化が求められると指摘した。
 具体的には、アジアのハブ空港としての地位を確立するため、第3滑走路の増設や夜間飛行制限の見直し、圏央道・北千葉道路・都心直結線の早期整備を要請。国際線の乗継旅客の受け入れを強化するため、空港施設を充実させ、利便性を高めることも求めた。
 会談を終えた二階会長は「掛け声だけで五輪は成功しない。成田空港の機能強化に真剣に取り組もうと提言し、太田国交相の理解も深まったと思う。今後も、事務方を含めて粘り強く交渉していきたい」とコメントした。

提供:建通新聞社