トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2015/05/28

官庁施設の予算単価3・9%増 3年連続増

 国土交通省は、国の省庁が官庁施設整備の予算要求に使用する「2016年度新営予算単価」を決定した。規模別に8モデルを設ける庁舎の標準予算単価の平均は、前年度比3・9%の増加。ことし2月の公共工事設計労務単価の引き上げ、資材価格の値動きなど、4月時点の実勢価格を反映させ、単価を決めた。単価の上昇は14年度単価以降3年連続となる。
 新営予算単価は、官庁施設を整備する際の質的水準を確保するため、標準的な建築物の工事費単価を示したもの。規模別に設定する1平方b当たりの標準予算単価に各施設の仕様に応じた標準予算単価算出基準を加え、さらに地域別工事費指数を乗じて予算要求額を算出する。
 国交省は27日、関係省庁の担当部局を集めて16年度単価に関する説明会を開催。この単価を使用し、各省庁が2016年度予算の概算要求をまとめる。16年度は、庁舎の木材利用を促進するため、15年度の「木造車庫」に続き「木造自転車置場」の標準予算単価の区分を新設。また、地域別工事費指数のうち、離島工事費指数の地域区分と指数を見直した。
 庁舎の標準予算単価は、規模別(200〜3万平方b)に8モデルを設け、1平方b当たりの単価を設定。8モデルの平均単価は、14年度単価の6・5%増、15年度単価の7%増に続き、3年連続で増加した。
 国省庁の予算要求に使用される新営予算単価は、地方自治体の予算要求でも使用されている。このため、公共建築協会が主催し、6〜7月に全国10会場で自治体担当者向けの説明会も開かれる。
 各モデル庁舎の標準予算単価(1平方当たりの金額)は次の通り。
 ▽延床面積200平方b―28万4160円▽延床面積400平方b―28万3310円▽延床面積750平方b―24万7910円▽延床面積1500平方b―23万3770円▽延床面積3000平方b―22万0550円▽延床面積6000平方b―21万8020円▽延床面積1万5000平方b―23万4370円▽延床面積3万平方b―22万5460円。

提供:建通新聞社