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2019/10/30

CCUS直轄モデルに日下川新規放水路を指定

 国土交通省四国地方整備局は10月29日、今年4月から本運用を開始している「建設キャリアアップシステム」の稼働モデル工事に「平成29―32年度(2017―20年度)日下川新規放水路工事」(施工場所・高知県日高村、施工・鹿島四国支店)を指定し、効果検証を行うと発表した。直轄工事のフィールドを使った検証は全国初。
 四国地整では同システムの運用により業者へのアンケート調査を行いつつ、現場管理の効率化、事務簡素化や実質的な作業の変化など効果を検証し、本年度内に中間報告をまとめる。
 システム稼働モデルとして指定を受けた日下川新規放水路工事(呑口側)では、作業坑入口の現場作業所に設置したカードリーダーから元請けや下請け、技能労働者のデータを管理。作業時間、書類関係の事務的経費簡素化の効果を探る把握分析や、アンケート調査を通じて、より良いシステムになるよう検証する。場所は高知県いの町大内〜日高村下分。工期は21年3月31日まで。(地方建設専門紙の会・建通新聞社)