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中央ニュース

2020/01/07

1300人参加し新年賀詞交歓会

 建設関係11団体の新年賀詞交歓会が1月6日、東京都内のホテルで開かれた。会員企業や関係団体などから1300人が参加。主催者を代表してあいさつに立った日本建設業連合会の山内隆司会長は、東京2020大会の成功への協力とともに、担い手確保に向けた建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及・推進と週休2日の拡大を呼び掛けた。
 山内会長は、「建設業の就労者の高齢化が進み、大量退職時代が目前だ」と指摘。「担い手不足に対応するため、働き方改革と生産性革命の両面から、現行の生産体制を変革しなければならない」と強調した。
 建設キャリアアップシステムに関しては、国土交通省のモデル工事について「公共工事での近い将来の同システム義務化への第一歩だと考えている」と話し、システム普及への対応を求めた。また、4週8閉所の週休2日を「担い手確保に不可欠」と述べた。
 また、来賓として佐々木紀国土交通大臣政務官や、東京都の小池百合子知事らが来場した。
 佐々木政務官は、頻発する自然災害の復旧・復興での建設業の貢献に感謝した。また、経済対策を支える建設工事の円滑な施工を求めた。
 小池知事は、東京2020大会開催時の円滑な交通の確保などについて対応を呼び掛けた。さらに、治水対策に関して、1時間100_の豪雨にも対応できるよう、新たな調節地など施設整備を進める方針を話し、建設業の協力を求めた。

提供:建通新聞社