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2021/04/12

監理技術者講習 6月からオンライン講習

 全国建設研修センターは、6月から監理技術者講習をオンラインで開催することを決めた。監理技術者講習の登録講習機関では初のオンライン講習。4月21日から受講申し込みを受け付ける。従来の会場講習は継続しつつ、月10回程度(1回当たりの定員90人)のペースでオンライン講習を開く。
 監理技術者には、登録講習機関が開催する監理技術者講習を5年に1度受講することが義務付けられており、年間約15万人が講習を受講する。
 昨年10月、国土交通省は新型コロナウイルス感染症の拡大やデジタル化の流れを踏まえ、登録講習機関6団体にオンライン講習の開催を検討するよう指示した。全国建設研修センターはこれを受け、初めてオンライン講習の開催を同省に申請。6月から月10回程度のペースで開催することを決めた。
 講習内容は、建設業法施行規則で定める「建設工事に関する法律制度」(1時間30分)、「建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理その他の技術上の管理」(2時間30分)、「建設工事に関する最新の材料、資機材及び施工方法」(2時間)とし、従来の会場講習との変更はない。録画した講習内容をオンラインで配信する。
 すでに2月から開催している登録解体工事講習のオンライン講習と同様に、受講者の受講状況はPCカメラで常時確認する。受講後、センターが出欠を審査した上で1週間程度で修了証を郵送する。初回のオンライン講習は6月2日。受講料は会場講習と同じ1万円とする。

提供:建通新聞社