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中央ニュース

2021/09/15

点検データベース整備・管理運営機関に6者

 国土交通省は、道路施設の点検データベースを整備・管理運営する機関として、橋梁調査会など延べ6者を選定した。国、地方自治体、高速道路会社の点検データを蓄積し、関連システムとAPIで連携するデータベースを構築・管理運営する。事業期間は2023年度末までの3年間。
 データベースは、施設の諸元や法定点検の判定区分、措置状況からなる「基礎データ」と、部材ごとの点検結果、修繕履歴からなる「詳細データ」で構成する。対象施設は橋梁、トンネル、付属物、舗装、土工。整備費用は国交省が負担する。データベースのデータは施設管理者が合意した範囲で公開する。
 道路施設ごとの点検データをデータベース化するとともに、データベースを活用したアプリケーションを導入し、維持管理の更なる効率化につなげる狙いがある。
 整備・管理運営機関は分野別に選定。道路橋が橋梁調査会、トンネルが日本建設機械施工協会、道路付属物が日本みち研究所、舗装が国土技術研究センター、土工が土木研究センター、基礎データが日本みち研究所の延べ6者となった。

提供:建通新聞社