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中央ニュース

2021/09/27

維持管理の民間資格 橋梁で新たに1分野

 国土交通省は、民間資格の活用をさらに進めるため、維持管理分野(点検・診断等業務)に「橋梁」の1分野を新たに追加し、全18分野として資格付与団体の公募を始める。このため民間資格の登録制度に基づく技術者資格登録規程の一部改正案をまとめ、意見を募集している。
 国交省では登録資格制度を設け、国や地方自治体などが発注する公共工事の点検・診断、設計などの業務で、民間団体が運営する資格の活用を推進している。発注業務の品質向上と資格保有技術者の活躍機会を広げる狙いがある。
 維持管理分野ではこれまでに橋梁(鋼橋)、橋梁(コンクリート橋)、舗装、小規模附属物、道路土工構造物(土工)、道路土工構造物(シェッド・大型カルバートなど)、堤防・河道、砂防設備、地すべり防止施設、急傾斜地崩壊防止施設、下水道管路施設、海岸堤防等、港湾施設、空港施設、公園(遊具)、土木機械設備の17分野(全245資格)を登録資格として認めてきた。今回の改正で、鋼橋とコンクリート橋以外の橋梁分野を新規追加する。
 資格付与団体の公募開始は10月中旬の予定。

提供:建通新聞社