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2022/04/21

地域の資材価マインド 「上昇」5期連続増

 北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社は、2021年度第4回調査(3月期)の建設業景況調査をまとめた。これによると、資材価格が「上昇している」と回答した企業の割合が5期連続で増加。地元建設業の間で資材価格が「上昇している」というマインドが広がっていることが分かった。
 調査は3月に実施。2531社に郵送によるアンケート調査を行い、2280社から回答を得た。調査結果は、受注状況や資材価格などを含む景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引き数値化する景況判断指数(BSI=ビジネスサーベイインデックス)として示した。
 資材価格については、「上昇している」と回答した企業の割合が20年度第3回調査(BSI値10・0ポイント)から5期連続で増加。この3月期は前期比で2・5ポイント上昇し、34・0ポイントまで上がった。これは08年度第1回調査の40・5ポイント、第2回調査の38・5ポイントに次ぐ高さ。保証会社では、資材価格の上昇傾向が「やや強まっている」と分析する。
 上昇した資材としては24・2%の企業が、「生コン・セメント」と回答。以下、「棒鋼」が20・0%、「木材」が19・3%、「形鋼・厚板」が15・0%で続いた。
 資材調達が「困難」と回答した企業の割合も44%となり、5期連続で増加。資材調達の容易さを示すBSI値は前回調査から2期連続で過去最低を更新した。来期も「困難」とする傾向が続く見通しだ。
 保証会社は、「価格が高騰している石炭や石油などを生産・製造に必要とする資材で価格の上昇傾向が見られる」としている。
 この他、建設労働者の賃金は20年度第4回調査以降、増減を繰り返しながら上昇傾向が続いている。

提供:建通新聞社