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中央ニュース

2022/06/14

地理空間情報活用へ行動計画

 政府は、地理空間情報の利用拡大に向けた「G空間行動プラン2022」案をまとめた。i−Constructionの推進を通じた3次元データの活用促進など、10の「シンボルプロジェクト」を含め、合計146の施策を推進していく。
 地理空間情報は、地質図や都市計画図、空中写真など、空間内の位置情報を軸とした情報を指す。政府は今後5年間にわたる『地理空間情報活用推進基本計画』を3月に決定しており、これを受けて今回、22年度を対象に具体的な施策と目標を定める行動計画案を作った。
 シンボルプロジェクトのうちi−Conに関しては、直轄土木工事でのICT活用の実施率を、20年度時点の81%から25年度までに88%に引き上げる目標を示した。
 この他、複数の地理空間情報を連携させた「統合型G空間防災・減災システムの構築」や、国土交通省が展開する3D都市モデル「PLATEAU」で100都市程度の都市モデルを整備することなどを目標に掲げた。

提供:建通新聞社