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2022/12/28

大手50社受注 8カ月ぶりに減少

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、11月に大手50社が受注した工事の総額は、前年同月比9・7%減の9636億円となり、8カ月ぶりに減少した。公共工事、民間工事ともに減少し、全体減となった。
 民間工事の受注総額は8・6%減の6849億円となり8カ月ぶりにマイナスとなった。うち製造業からの受注が13・8%減の1908億1500万円、非製造業からの受注が6・5%減の4940億7400万円とそれぞれ減少した。
 受注高を発注者別に見ると、鉱業、砕石、砂利採取、建設、不動産、情報通信などで増加。電気・ガス・熱供給・水道、製造、運輸、郵便が減った。
 公共工事の受注総額は、6・5%減の2121億円で3カ月ぶりの減少となった。うち国からの受注が6・1%増の1589億5300万円と増加。一方で地方機関からの受注が31・1%減の531億1700万円と大きく落ち込んだ。地方機関の減少は、都道府県と地方公営企業の2桁減が響いた。
 海外工事の受注総額は49・8%減の282億円と7カ月ぶりに減少に転じた。

提供:建通新聞社