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2023/03/14

専門工事の見える化評価 新たに2職種

 国土交通省は、専門工事企業の施工能力の見える化評価制度で、新たにコンクリート圧送とエクステリアの2職種の評価基準を追加認定した。施工能力に優れ、人材を大切に育てる企業を評価し、技能者の処遇改善につなげる。
 見える化評価制度では、建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録・蓄積される情報と建設技能者の能力評価を活用し、専門工事企業の施工能力などを4段階の星印「☆」で可視化している。
 具体的には、専門工事業団体が評価基準を策定し、国交省が認定する。その上で、評価実施機関として専門工事業団体が、会員企業から申請を受け付ける。評価結果は、評価基準で配点を定める「基礎情報」「施工能力」「コンプライアンス」の各項目の評価点に応じ、☆印で表示し、専門工事業団体や、国交省のホームページで公表する。
 今回追加した2職種の評価実施機関は、コンクリート圧送が全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連、東京都千代田区)、エクステリアが日本エクステリア建設業協会(JPEX、東京都台東区)。
 これまでに評価基準を認定した職種(かっこ内は評価実施機関)は、▽鉄筋(全国鉄筋工事業協会)▽切断穿孔(ダイヤモンド工事業協同組合)▽基礎杭(全国基礎工事業団体連合会、日本基礎建設協会)▽とび・土工(日本建設躯体工事業団体連合会)▽建築大工・工務店(全国建設労働組合総連合、JBN・全国工務店協会、全国住宅産業地域活性化協議会)▽機械土工(日本機械土工協会)▽土工(日本機械土工協会)▽左官(日本左官業組合連合会)▽PC工事(プレストレスト・コンクリート工事業協会)―の9職種となっている。

提供:建通新聞社