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2023/06/06

CPDSの加入者数 2年間で1割増加

 全国土木施工管理技士会連合会(JCM、奥野晴彦会長)の運営する継続学習制度「CPDS」の加入者数が、直近のおよそ2年間で1割増加していることが分かった。2015年度以降、16万人台で推移していた加入者数が21年度から急増し、今年5月末には約17万8600人に到達。JCMでは、建設企業の経営事項審査で技術者の継続教育の取り組み状況が21年4月から加点対象になったことを要因の一つとみている。
 また、CPDS加入者数と連動する形で、JCMの会員数も直近2年間で増加。20年度末に10万6339人だった会員数は22年度末に11万2214人となり、5%以上増えた。
 奥野会長はこの現状について「JCMへの参加が自分自身と社会に意味あることだと技術者に考えてもらっている。改めて身が引き締まる思いだ」と述べた。また、会員数の増加を見据え、JCMをさらに変革させていくことが必要だとの考えを示した。

提供:建通新聞社