財務省の法人企業統計調査によると、2025年10〜12月期の建設業の売上高は前年同期比5・8%減の29兆6035億円となった。前年同期に民間建築の大型受注などで2桁の伸びとなっていた反動により、2期ぶりに減少した。売上高経常利益率は6・7%となり、0・4ポイント上昇した。
法人企業統計調査は、資本金1000万円以上の営利法人を対象とする標本調査。建設業の売上高は、25年4〜6月期に2・0%減と落ち込んでいたが、同年7〜9月期は5・1%と増加。10〜12月期は反動で減少した。
営業利益額は、8・9%減の1兆5999億円、経常利益額は0・2%減の1兆9806億円と、いずれも前年同月の反動で減少した。
建設業の売上高経常利益率は6・7%で、全産業の7・5%を0・8ポイント下回った。産業別に見ると、売上高経常利益率が最も高かったのは不動産業の16・2%(3・0ポイント増)。サービス業の10・9%(2・0ポイント増)、情報通信業の9・8%(1・2ポイント増)が続いている。
建設業の売上高経常利益率を非製造業の中で見ると、卸売業・小売業の3・7%(0・2ポイント減)、電気業の4・1%(0・5ポイント減)に次いで低くなっている。
提供:建通新聞社