厚生労働省がまとめた2025年の労働災害発生状況(確報)によると、建設業の死亡災害は214件となり、前年と比べ7・8%減少した。前年の増加から再びの減少で統計開始以降で最少を記録している。建設業の死傷者数も3・0%減の1万3437件となり、過去最少だった。
建設業の死亡災害を型別に見ると、「墜落・転落」が91件と最多で、「はさまれ・巻き込まれ」の23件、「崩壊・倒壊」の22件、「交通事故(道路)」の14件、「激突され」の14件が続いた。
休業4日以上の死傷災害も、「墜落・転落」が4343件で最多。「転倒」の1579件、「はさまれ・巻き込まれ」の1496件が続いた。死傷災害の発生状況を年齢階層別に見ると、50〜54歳が1474件(11・0%)と最も多く、55〜59歳の1402件(10・4%減)が次いで多い。
25年の全産業の死亡災害は700件(6・2%減)で、全産業でも過去最少だった。建設業の死亡災害も過去最少となったが、産業別の死亡災害の件数は依然として最も多い。
提供:建通新聞社