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2010/04/19

個室ユニット型特養ホーム 2014年末、介護施設全体の50%以上に 厚労省

 厚生労働省は、個室ユニット型特別養護老人ホームの1人当たりの居室面積基準を引き下げ、ユニット型施設の整備を促進することにした。2014年度末までに特別養護老人ホームのユニット型施設の割合を70%以上、介護保険施設全体で50%以上とすることを目指す。長妻昭厚生労働相が16日の閣議後会見で個室ユニット化推進の方針を示した。
 現行のユニット型施設の1人当たりの居室面積基準は13・2平方b。これを多床室(相部屋)と同水準の10・65平方bに引き下げる。
 長妻厚労相は会見で「ユニット型を基本としたい」と明言。その上で「(要介護者の)自己負担軽減、建設コストの低減につながり、定員を確保しやすくなるのではないか」との見方を示し、「6月をめどに社会保障審議会介護給付費分科会に諮問したい」と述べた。

提供:建通新聞社