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中央ニュース

2010/11/10

建設業の倒産件数 10月は16・9%減

 帝国データバンクがまとめた10月の全国企業倒産集計によると、建設業の倒産件数は前年同月に比べ16・9%減の245件と2カ月ぶりに減少した。一方、不動産業は14・3%増の32件と増加に転じた。
 産業全体の倒産件数は、前年同月比10・3%減の960件、負債増額は99・7%増の5019億5700万円。負債総額の増加は、日本振興銀行関連の中小企業保証機構の民事再生法申請などが要因だ。
 主因別では、販売不振や業界不振といった「不況型倒産」が9・5%減の798件。地域別では、九州を除く8地域で減少傾向を示し、特に四国(39・4%減)、中国(34・2%減)、関東(33・3%減)などが大幅に減少した。

提供:建通新聞社