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中央ニュース

2012/08/28

社会福祉施設の石綿実態調査 5施設でばく露の恐れ

 厚生労働省は、2010年度に実施した社会福祉施設の吹付けアスベスト実態調査のフォローアップ結果をまとめた。社会福祉施設約10万施設を対象に調査を行い、粉じんの飛散でばく露の恐れがあるのは5施設だった。
 調査対象の社会福祉施設は10万2256施設。吹付けアスベストが使用されている施設は5472施設あったが、このうち3018施設がばく露の恐れがなく、2449施設が除去工事などを実施していた。
 このため、調査時点で吹付けアスベストが使用され、ばく露の恐れのある施設は10年度調査の16施設から5施設に減少。いずれの施設も日常的に利用しない場所での使用であることに加え、既に除去工事などの実施も計画されている。

提供:建通新聞社