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2012/10/11

長安副国交相「道路NWの整備重要

 長安豊副国交相は10日の就任会見で、「人口減少社会の中でも、わが国の国際競争力を高めるためには、渋滞解消などによる大都市の機能強化が不可欠だ」と述べ、都市部の道路ネットワーク整備の重要性を訴えた。地方の道路整備についても「高速道路のミッシングリンク解消に早期に取り組む必要がある」との認識を示した。
 政権交代直後の2009〜10年に国交大臣政務官を務めた。今回は副大臣に昇格し、国土政策、都市、道路、国際、安全・危機管理、北海道開発などの関連施策を担当する。
 道路整備に関しては「東日本大震災で道路ネットワークが果たす役割が再認識された」と、ネットワークの構築による災害に強い国土づくりを進める意向を表明。老朽化が進む首都高速道路についても「東京の競争力を高める上で欠くことはできない」と再生に意欲を見せる。
 一方、8月に成立した「都市低炭素化促進法」に基づく低炭素建築物の認定制度については、低炭素まちづくり計画を作成する市町村に対し、計画策定費の補助や情報提供などの支援策の充実について言及。2013年度予算の概算要求でも「補助率をかさ上げするなど、支援措置の充実に必要な予算を要求している」などと語った。

提供:建通新聞社