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2013/09/10

局長級会議が年内に竜巻対策 内閣府

 内閣府は、2日に埼玉県越谷市などで発生した竜巻被害を受けた関係省庁の局長級会議を6日に開いた。窓ガラス対策などによる被害軽減策や突風予測情報の改善などを今後の検討項目として挙げ、年内に対策をまとめることを決めた。
 国土交通省の国土技術政策総合研究所と建築研究所が埼玉県越谷市と松伏町、千葉県野田市で建築物521棟を調査したところ、約7割に当たる347棟で何らかの被害が確認された。
 局長級会議は、12年5月に茨城県内で竜巻被害が発生した際も開かれ、同年12月までに報告書をまとめている。6日の会合では、今回の越谷市などの被害状況も踏まえ、竜巻など突風対策を年内にまとめることを決めた。具体的には▽突風予測情報の改善▽地方自治体の災害情報などの伝達の在り方▽窓ガラス対策▽被災者支援―などについて、政府として対策を検討するとしている。

提供:建通新聞社