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2015/03/12

施工パッケージ 小規模、維持工事17単価を改定

 国土交通省は、積算の効率化を目的に2012年度に導入した施工パッケージ型積算方式で、17施工パッケージの単価を改定した。4月1日に入札書提出期限を迎える工事から改定内容を適用する。すでに施工パッケージを導入した単価のうち、実態調査で施工状況の変化が認められた小規模・人力工事や維持工事などを中心とする施工パッケージを同方式導入以降、初めて改定する。改定で、標準的な「現場打擁壁工」の直接工事費は22〜24%上昇する見込みだという。改定とともに、10月1日から追加導入する111施工パッケージも発表した。
 施工パッケージ型積算方式は、直接工事費について、施工単位ごとに機械経費、労務費、材料費を含んだ施工パッケージを設定する新たな積算方式。施工パッケージを導入した工種は積算基準から歩掛が削除され、工事区分に関わらず施工パッケージを使って積算する。12年10月以降、段階的に対象工種を拡充し、これまでに208工種で施工パッケージが導入されている。
 施工パッケージは、受発注者の合意単価と応札者単価を収集したり、複数年の単価傾向をモニタリングするとともに、実態調査で施工状況の変化も把握した上で改定することになっており、この流れに沿って今回初めて17単価を改定する。
 工種別に単価の改定状況をみると「土の敷均し締固め工」(路体盛土、路床盛土)は8〜14%、「現場打擁壁工」(小型擁壁A、同B)は22〜24%、「小規模土工」(掘削、積込、舗装版破砕積込、床掘り、埋戻し)は7〜16%が上昇する。
 一方、追加導入する111施工パッケージは10月1日以降に入札書提出期限を迎える工事から適用する。追加する施工パッケージは、国交省ホームページに掲載。追加導入で、施工パッケージの導入率は約60%を占めることになる。


提供:建通新聞社