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中央ニュース

2015/06/16

日測協が測量・地理空間イノベーション大会 

 日本測量協会(日測協、村井俊治会長)は6月23日〜24日の2日間、「測量・地理空間情報イノベーション大会」を東京大学弥生講堂と同アネックスで開催する。地理空間情報総括監理技術者や同専門技術者はもちろん、経営者や営業担当者など幅広いプロ・ユースを対象に測量・地理空間情報技術と、これを利活用した新事業の展開、この技術分野における人材育成や教育などについて情報を発信し、意見を交わす。
 日測協が他の測量関係3団体と一緒に主催しているG空間EXPOとの違いについて、日測協の瀬戸島政博専務理事は「産学官が連携し、一般国民からプロ・ユースまでを対象としてG空間情報社会の裾野を広げることがEXPOの目的。イノベーション大会は、G空間を支える最新の測量・地理空間情報技術にスポットを当て、新たな事業展開や新分野の開拓の原動力にしてもらうことが狙いだ」と説明。「それぞれが相互補完の関係にある」として、シナジー効果の発現に期待している。
 大会初日(23日)は、測量・地理空間情報の成果を利活用していく観点から今の最新技術を把握。また、それぞれの最新技術からこれからのビジネス展開とその方向性を考える。
 2日目(24日)は複数社が3次元データの構築やUAV・MMSの最新動向などについてプレゼンし、近い将来、実現する可能性の高い地理空間情報社会を描いて見せる。
 大会への参加は会員・非会員を問わず無料だが、事前登録はすでに終了している。大会資料集は、会員には2000円(非会員には3000円)で販売。同資料集の購入者には、村井俊治会長が上梓した小冊子「過去・現在から未来を語る」をプレゼント。応用測量論文集は会員、非会員の区別なく2500円で販売する。

提供:建通新聞社