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中央ニュース

2015/07/29

日建連 就労履歴管理システム本部が初会合

 日本建設業連合会(日建連)は28日、就労履歴管理システム推進本部の初会合を開き、システム構築をめぐる日建連の方針の検討をスタートさせた。開会あいさつで村田誉之本部長(大成建設社長)は▽技能者の処遇改善▽現場の合理的・効率的な運営、安全管理の徹底▽新規入職者の確保▽生産性の向上―を挙げてシステムの必要性を強調し、メンバーに活発な議論を呼び掛けた。
 推進本部は、国土交通省が8月上旬にも立ち上げる官民コンソーシアムを通じ、制度設計やシステム設計に日建連の考えを反映させる目的で設けた。建設技能者約350万人に対する「技能者カード」の発行・カードリーダー・データベースの各システムと、これらを結ぶ通信機能で構成し、運営は国交省が認定する単一の主体、システムの構築・運用・改善は競争原理の下で選ばれたメーカーが当たる形をイメージしている。
 今秋にも中間報告をまとめるなどして、官民コンソーシアムに提案していく。

提供:建通新聞社