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2017/03/30

建設キャリアアップ 運用開始が18年度に

 建設業振興基金は、技能者の就労実績などを蓄積する「建設キャリアアップシステム」の開発・運用保守等業務の競争入札が不調になったため、きょう3月30日に入札条件を変更した上で入札を再度公告する。再公告に当たり、システム開発の工期を標準16カ月に延長したため、2017年秋を予定していたシステム運用は、18年度に延期される見通し。振興基金はシステム開発を並行して先行登録を受け付けるなど、早期の運用開始を目指すとしている。
 振興基金は、1月10日にシステム開発に関連する5業務の一般競争入札を公告。4業務は契約に向けた手続きを進めているものの、システム本体の開発・運用保守業務は、応札者があったが入札条件を満たす提案がなく、入札が不調になっていた。
 これを受け、振興基金は開発スケジュールや入札条件を見直した上で、30日に再公告する。応札者などから、工期に難色を示す声が上がったため、再公告では標準的な工期を前回よりも長い16カ月に設定。工期短縮の提案は求めるものの、16カ月を超える提案も失格としない。予定価格を超過する提案も失格とせず、価格協議の対象とする。
 落札者の決定は5月末を予定しており、開発期間を踏まえるとシステムの運用開始は18年度になる見込み。6月に契約を結び、システムを16カ月で開発した場合、運用開始は18年10月になる。振興基金は、システム開発と並行し、技能者情報・事業者情報の登録を18年度当初から先行して受け付ける考えだ。
 建設キャリアアップシステムには、技能労働者の現場での経験や保有資格、講習受講履歴などの就業実績を技能者に配布するICカードを通じて蓄積する。技能と経験が適正に評価される環境を整備し、技能労働者の処遇改善につなげる。

提供:建通新聞社