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2017/10/05

女性技術者の割合が5・3%に

 全国建設業協会(全建、近藤晴貞会長)が、会員企業を対象にアンケートしたところ、8月1日現在、技術者に占める女性の割合は5・3%で、前年の調査と比べて2ポイント上昇した。全体に占める割合はまだ少ないものの、着実に建設業で女性技術者が増加していることが分かった。女性のいる現場の割合は前年より1・6ポイント増の8・1%。女性用トイレなど設備面での改善も進んでいる。
 女性の活躍の状況は、全会員1万9070社を対象とする「働き方改革の推進に向けた取り組み状況に関するアンケート調査」の中で聞いた。8月末までに回答のあった3106社の状況を中間報告としてまとめた。
 事務職や営業職を含む職員全体に占める女性の割合は12・8%。前年より0・7ポイントアップした。女性職員に占める技術職の割合は24・9%だった。
 女性のいる現場での女性用トイレの設置状況については、22・8%が「全ての現場に設置している」と回答。前年より9・9ポイント増えた。また、「一部の現場で設置」は、13・9ポイント増の35・4%になった。
 また、女性のいる現場での女性用更衣室の設置状況については、前年より3・2ポイント増の10・1%が「全ての現場に設置」と回答。「一部の現場に設置」との回答も前年より8ポイント増の23・3%あった。

提供:建通新聞社