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中央ニュース

2018/02/07

国測協 地籍総合技術監理者の資格創設

 日本国土調査測量協会(藤井裕久会長)は5日、同協会資格制度の最上位に位置付ける「地籍総合技術監理者」の資格を創設し、2018年度から資格試験を実施することを発表した。試験は5月17、18日に実施し、受験の申し込みは2月15日〜3月31日に行う。
 地籍総合技術監理者は、地籍整備の新たな課題に的確・柔軟に対応し、関連技術の総合的な発展・調和に向けて、俯瞰(ふかん)的に把握・分析できる技術者。識見・技能に優れ、法人の調査実施全般にわたる総合的な指導・監理と対外的な技術評価、提案・発信能力が求められる。
 地籍調査管理技術者の上位資格であり、測量士として法人の品質管理責任者・照査技術者、受託監督者、検査者などを担い、地域においては地籍アドバイザーやコンサルタントに相当する役割を目指す。
 受験資格は、測量士と地籍調査管理技術者の有資格者。地籍調査実務経験が原則として10年以上で、当面は地籍調査管理技術者の資格を取得後5年(資格更新1回)以上の者を対象とする。試験会場は日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋)。試験は筆記試験の他、養成講習の受講が必須となる。
 問い合わせ先は事務局 電話03(3239)3867。

提供:建通新聞社