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2018/05/01

17年度の大手50社受注 2年連続増

 国土交通省がまとめた建設工事受注動態統計調査報告によると、2017年度の大手建設会社50社の受注総額は、前年度比0・7%増の14兆8962億円となり、2年連続で増加した。国内受注の総額は0・9%減の14兆3425億円で7年ぶりの減少。民間受注は7年連続で増加したが、公共工事の受注が5・4%減と前年度の増加から減少に転じた。
 工事種類別では、建築が0・3%増の9兆9487億円、土木が1・5%増の4兆9475億円といずれも増加した。国内受注のうち、民間受注は0・6%増の10兆1502億円。内訳は、製造業が15・6%増の2兆1739億円、非製造業が2・8%減の7兆9762億円だった。
 公共機関からの受注は5・4%減の3兆6599億円。国の機関からの受注は1・3%増の2兆5019億円と前年度を上回ったが、地方の機関からの受注が17・3%減の1兆1580億円と大幅に減少した。
 海外受注高は75・6%増の5537億円で、4年ぶりに増加している。
 大手50社の3月単月の受注高は4%減の2兆2717億円と3カ月ぶりに減少。民間工事は1・1%減の1兆5428億円、公共工事が13・5%減の5894億円となった。

提供:建通新聞社