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　日本建築士事務所協会連合会（日事連、児玉耕二会長）は、２０２１年度日事連建築賞の国土交通大臣賞（最優秀賞）として、小林古径記念美術館＝写真＝を設計した宮本忠長建築設計事務所（長野市）を選んだ。日事連会長賞には、垂井町役場を設計した梓設計（東京都）を選考した。
　日事連建築賞は、優れた建築作品を設計した建築士事務所を表彰し、建築士事務所の資質を向上するために１９８５年に創設、今回で37回目を迎えた。21年度は大臣賞と会長賞の他、一般建築部門と小規模建築部門の優秀賞に各３件、奨励賞に各４件の合計16件を選んだ。
　21年度の受賞者と受賞作品は次の通り（かっこ内は所属事務所協会）。
■国土交通大臣賞（小規模部門）
　▽小林古径記念美術館―宮本忠長建築設計事務所（長野）
■日事連会長賞（一般建築部門）
　▽垂井町役場―梓設計（東京）
■一般建築部門・優秀賞
　▽那須塩原市図書館　みるる―一級建築士事務所ＵＡＯ（東京）
　▽ＴＨＥ　ＨＩＲＡＭＡＴＳＵ京都―日建設計、大林組、中村外二工務店（大阪）
　▽早稲田大学本庄高等学院体育館―日建設計（東京）
■小規模建築部門・優秀賞
　▽小さな石場建ての家―環境デザインワークス（徳島）
　▽はつせ三田―ihrmk一級建築士事務所（東京）
　▽Ｍｏｔｈｅｒ’ｓ＋―竹中工務店北海道一級建築士事務所（北海道）
■一般建築部門・奨励賞
　▽広野こども園―関・空間設計・生物建築舎設計共同企業体（宮城）
　▽山元町役場―シーラカンスアンドアソシエイツ一級建築士事務所、ＳＯＹ　ｓｏｕｒｃｅ建築設計事務所（東京）
　▽瑞浪北中学校―日建設計（愛知）
　▽国立工芸館―山岸建築設計事務所、浦設備研究所（石川）
■小規模建築部門・奨励賞
　▽熊本城特別見学通路―日本設計九州支社（福岡）
　▽ミナガワビレッジ―再生建築研究所（東京）
　▽六供町集会所計画―協同組合群馬県建築設計センター、ライブ環境建築設計、萩原構造計画事務所、齋藤設備技研（群馬）
　▽オモケンパーク―矢橋徹建築設計事務所（熊本）

提供：建通新聞社