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中央ニュース

2021/12/24

CCUS 元請け同意前提に就業履歴閲覧

 国土交通省は、建設キャリアアップシステム(CCUS)を改修し、元請けの同意を前提に公共発注者が技能者の就業履歴を閲覧できるようにする。技能者の週休2日の達成状況などがCCUSの画面で確認できるようになる。システム改修費は1億5000万円を想定。2022年9月ごろからの供用開始を目指す。
 計画では、元請けの同意を前提として、発注者にIDを付与し、個人情報の保護に留意しながら、CCUSの画面で技能者の就業履歴を確認できるようにシステムを改修する。
 主に、施工体制台帳などの帳票、発注工事でのCCUSの利用状況、技能者の週休2日の達成状況が確認できる。
 帳票は、施工体制台帳の他、作業員名簿、施工体系図、下請負業者編成表・再下請負通知書、社会保険加入状況を確認できるようにし、書類・事務の合理化につなげる。
 CCUS利用状況は、CCUSモデル工事などでの技能者の就業履歴の蓄積状況、事業者・技能者の登録状況をレベル別・職種別に確認できるようにし、モデル工事の履行状況の確認作業の負担を軽減する。
 さらに、発注者としての合理的な利用目的がある場合に限り、元請けの同意を条件として、技能者の全現場での就業実績(週休2日達成状況)を一覧的に確認できるようにもする。これについては事業者と技能者の同意も必要になる。
 公共発注者が週休2日モデル工事を実施する場合、現状では受注者が現場ごとに日々の週休2日の履行状況(現場の閉所状況)を工程共有表に記入・提出し、発注者が確認している。
 システム改修により、CCUSで技能者の就業履歴が効率的に確認できるようになれば、こうした日々の履行状況の確認作業を効率化できるため、都道府県、市町村での週休2日モデル工事の導入促進につながることが期待される。

提供:建通新聞社