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　都道府県などが管理する河川に架かる橋について、約９７００カ所で管理者不明となっていることが分かった。国土交通省が調べた。今後、都道府県などに対して、指導助言を行うなど適正な河川管理を支援していくとしている。
　国交省は５月に調査を実施。都道府県と政令市58団体に調査を依頼して、31団体から返答があった。管理者不明の橋は全国で９６９７カ所に上った。国の管理河川で管理者不明の橋はなかった。斉藤鉄夫国交相は、「これまでも管理者不明の状態の解消が実現したケースもある。そうした具体的事例を水平展開して、管理者不明の橋を減らしていきたい」と述べた。

提供：建通新聞社