トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2023/06/14

リフォーム投資 2年連続の11兆超え

 国土交通省が行った調査によると、2022年度に建設業者が受注したリフォーム・リニューアル工事の総額は前年度比1・2%減の11兆5545億円となった。若干の減少となったが2年連続で11兆円を超えた。
 調査は、全国の建設業許可業者5000者に住宅・非住宅建築工事の受注件数・受注高を回答してもらい、市場の全体規模を推計したもの。
 22年度は受注高が減少したものの、受注件数が増加した。受注件数は3・7%増の1011万8385件。このうち住宅は、受注件数が740万4123件(13・8%増)、受注高が3兆9200億円(4・6%増)。非住宅は受注件数が271万4262件(16・5%減)、受注高が7兆6344億円(4・0%減)だった。
 用途別の受注高では、住宅が、一戸建て住宅で7・1%増の2兆1334億円、共同住宅で3・7%増の1兆7039億円となった。非住宅では事務所が2・8%増の1兆6837億円と増加する一方、生産施設(工場、作業場)が2・1%減の1兆8072億円と減少した。医療施設(9・3%減)も前年度より減った。
 住宅の受注高を発注者別に見ると、個人が6・0%増の2兆6122億円、管理組合が10・5%増の6405億円と伸びた。

提供:建通新聞社