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　国土交通省は11月21日、東京都内で２０２３年度の「優秀施工者国土交通大臣顕彰（建設マスター）」と「青年優秀施工者不動産・建設経済局長顕彰（建設ジュニアマスター）」の顕彰式典を開いた。建設マスターとして後進の育成に貢献している建設技能者４５９人と、建設ジュニアマスターとしてさらなる活躍が期待される１２１人を顕彰した。
　式典に臨んだ堂故茂副国交相は、「皆さんは長年にわたりものづくりの現場の第一線で優秀な技術・技能を発揮され、後進の指導にも積極的に取り組んでこられた」と述べ、新たに建設マスター、建設ジュニアマスターとなった技能者らの栄誉をたたえた。その上で、「国交省では、必要な担い手確保に向けて全力で取り組んでいく」とした。
　建設マスターの顕彰者を代表し、兒玉健次氏が顕彰状の授与を受けた＝写真。また、高山欣也氏が謝辞とともに、「災害に強い国土づくりが、私たち建設技能者に課せられた使命」と述べ、後進の指導育成の重要性を強調した。
　建設ジュニアマスターの顕彰者からは、若森由佳氏が顕彰状の授与を受けた。続けて、高橋淳一氏が「建設マスターの諸先輩を目標に、技能向上に取り組み、ものづくりの大切さを後進に伝える」と決意を述べた。

提供：建通新聞社