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国土交通省・建設技能人材機構（ＪＡＣ）・国際建設技能振興機構（ＦＩＴＳ）による「外国人材とつくる建設未来賞」の表彰式が12月20日、東京都内で開かれた。これまでの優秀外国人建設就労者表彰を拡大発展させ、国土交通大臣表彰として新たに創設したもの。「優秀外国人建設技能者賞」「外国人材育成賞」「事業展開賞」の３賞からなり、総勢７人・延べ９社が受賞。斉藤鉄夫国交相がそれぞれに表彰状を手渡した＝写真。
　表彰状の授与に先立ち、斉藤国交相は、受賞者らの日ごろの努力をたたえるとともに、「外国人材の方から日本が選ばれる国となるためには、外国人材の方にとって働きやすく暮らしやすい環境と、中長期的な活躍が見通せることが極めて重要だ」とした。その上で、「表彰を通じて、優良な取り組み事例が全国の建設業関係者に紹介されることで、より多くの外国人技能者や受け入れ企業が、創意工夫を凝らした先進的な取り組みに挑戦されることを期待している」とあいさつした。
　受賞者の一人で、佐賀県で鉄筋工として働くヴォ・ヴァン・ハイさんは、ベトナムから来日し、特定技能２号の在留資格を取得した。表彰式では、受賞者を代表してあいさつに立ち、「受賞を機に輝かしい未来を築ける人材となって、事業の発展に尽力していく」と誓った。

提供：建通新聞社