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2024/02/15

初のブルーインフラ賞 大臣賞は1件

 みなと総合研究財団は、海辺空間の環境再生やブルーインフラの保全・再生の優れた取り組みを表彰する「第1回全国海の再生・ブルーインフラ賞」の授賞者を決定した。国土交通大臣賞には、兵庫県の漁協、NPO、小学校、行政、企業らが取り組んだ「兵庫運河の自然を再生する活動」の1件が輝いた。
 同賞は、海辺の環境改善やカーボンニュートラルの実現につながる、環境活動団体などの取り組みをたたえ、国内の海辺空間の環境再生や生物共生型港湾構造物などのブルーインフラの保全・再生・創出の推進に貢献することを目的として、2023年度に創設した。大臣賞の他、みなと総研賞に「はんなん海のゆりかご再生活動」(阪南市)、「アマモ場再生活動〜21年の実践〜」(熊本県立芦北高校林業科アマモ班)の2件、審査委員会特別賞に「日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために」(セブン―イレブン記念財団)の1件を選んだ。
 授賞式は、2月19日に開催する国交省主催の「第18回海の再生全国会議」の中で行う。

提供:建通新聞社