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2026/07/08

BIM/CIM 全建会員の受注実績15% 技術者の採用・育成に課題

 全国建設業協会(全建、今井雅則会長)のアンケート調査によると、BIM/CIM適用工事の受注実績があると回答した会員企業は全体の15・0%となり、前年度の同じ調査と比べ0・9ポイント上昇とわずかに増加した。BIM/CIMや建築BIMを活用する課題として「精通した技術者の採用・育成が必要」と回答した企業は65・6%に上った。
 全建の都道府県建設業協会の会員企業2750社が回答した。調査期間は4〜5月。
 BIM/CIMは、2023年度から国交省の直轄工事で原則適用されている。回答した企業の属性を見ると、主な受注先を国交省と回答した企業は15・1%で、受注実績がある企業とほぼ同じ割合だった。同じ調査で受注実績がある会員企業が85・2%だったICT施工と比べると、地域建設業にBIM/CIMは定着していない。
 BIM/CIM適用工事の発注者別の実施工種を見ると、国交省は構造物工が最多の62・0%だったが、地方自治体では土工が最も多くなっており、都道府県が71・9%、市区町村が76・3%を占めている。一方、設計段階で作成された3次元モデルの提供を受けた工事で、生産性が向上したと回答した企業は7・5%にとどまっている。
 アンケート調査では、建築BIMの活用実績についても聞いた。「すでに活用実績がある」と回答した会員企業は7・5%で、前年度調査と比べると4・0ポイント上昇したが、BIM/CIMよりもさらに実績が少ない。
 BIM/CIMや建築BIMを実施する上での課題としては、技術者の採用・育成を挙げる企業が65・6%で最も多く、「ハードウエア、ソフトウエアが高額」の48・9%、「発注段階での3次元モデルの提供が必要」の38・4%が続いている。

提供:建通新聞社