トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2026/07/27

JR東海・丹羽社長が金子国交相と面会 リニア開業時期「年内に見通し」

 JR東海の丹羽俊介代表取締役社長は7月24日に国土交通省を訪れ、リニア中央新幹線静岡工区の着工に必要な「自然環境保全協定」を静岡県と結んだことを、金子恭之国土交通相に報告した。金子国交相は「リニア中央新幹線の沿線地域では、早期開業への期待が非常に大きい。速やかに開業の見通しを明らかにしてほしい」と述べた。これを受けた丹羽社長は「年内には開業見通しを示したい」と応えた。
 静岡工区は、リニア中央新幹線の整備により静岡県内を流れる大井川の流量を減少させる可能性があるとして、その対策や、減少した場合の補償の在り方が議論されてきた。静岡県の鈴木康友知事が着工を容認し、7月18日に鈴木知事と丹羽社長が自然環境保全協定を締結したことで、着工に向けた動きが本格化することとなった。
 協定には、環境に影響を及ぼす不測の事態が発生した場合に直ちに工事を中断して原因を調査することや、工事と不測の事態に関連性があると見込まれる場合に、静岡県と協議して対策を講じることなどが盛り込まれている。
 年内に開業見通しを明示するとの丹羽社長の言葉を受けて、金子国交相は「本当にありがたく思う」と語った上で、「難工事もあると認識している。まずは地元に寄り添いながら、やるべきことを一つ一つ解決していただきたい」と伝えた。

提供:建通新聞社