全国建設業協会(全建、今井雅則会長)の7月時点の調査に対し、「直近1年間で下請けと契約する際の労務単価を引き上げた」と回答した会員企業は73・9%となり、前年度の同じ調査と比べ1・1ポイント上昇した。下請けの技能者の賃金を「6%以上引き上げた(引き上げる)」と回答した会員企業は全体の20・8%、「6%未満引き上げた」が62・5%だった=グラフ参照。
技能者の賃金を巡っては、金子恭之国土交通相と全建など建設業4団体が今年3月に行った会合で、「おおむね6%の上昇」を目指すことを申し合わせていた。
全建の調査に対し、下請けとの契約で労務単価をすでに引き上げた会員企業は73・9%、引き上げを予定している企業も51・9%いた。すでに労務単価を引き上げた企業に賃上げの割合を聞くと、「6%以上」が20・8%、「6%未満」が62・5%だった。
一方、会員企業の社員の賃金については、基本給・一時金の双方を引き上げた企業が36・9%、基本給のみを引き上げた企業が46・0%、一時金のみを引き上げた企業が6・0%だった。会員企業が雇用する技能者の賃上げについては、「6%以上」が14・3%、「6%未満」が67・0%だった。
提供:建通新聞社