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2009/12/21

吹き付けアスベスト 未対策の大規模民間建築物が5000棟以上 国交省

 吹き付けアスベストなどの露出が確認されたにもかかわらず、除去や封じ込めなどの対策が講じられていない大規模な民間建築物が、2009年9月16日時点で全国に5026棟存在する―。そんな実態が国土交通省のまとめで分かった。半年前に実施した前回調査と比べてほとんど対策が進んでいなかった。国交省は地方公共団体に対し、建築物の所有者に対策の実施を指導するよう要請した。
 調査対象は1956年から1989年までに施工された民間建築物のうち大規模(おおむね1000平方b以上)な建築物。吹き付けアスベストとアスベスト含有吹き付けロックウールの状況報告などを地方公共団体に求めた。
 それによると、報告があった22万9959棟中、1万6212棟は露出した状態でアスベストが吹き付けられていた。このうち、地方公共団体の指導により対応済みの建築物は1万0131棟、今後対応予定の建築物は1055棟。残る5026棟は調査時点で対応が未定となっていた。
 前回調査(3月16日時点)では対応未定の棟数が5379棟だった。アスベストの露出が確認された建物が200棟増えているため、正確な比較にはならないが、半年間で300棟余りしか対策がなされていない計算だ。

<a href=”http://www.kentsu.co.jp/” target=”_blank”>提供:建通新聞社<