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中央ニュース

2013/04/04

積雪地事業を早期執行 13年度暫定予算の執行通達

 国土交通省は、2013年度暫定予算の成立を受け、所管事業の執行方針を示す事務次官通達を各地方整備局や関係部局に送付した。公共事業費については、積雪寒冷地域での工事を工期に考慮して早期実施すること、東日本大震災の復旧・復興事業について積極的に実施することなどを指示した。
 国交省の13年度暫定予算に盛り込まれた公共事業費は事業費ベースで2兆2412億円。当初予算成立までの50日間に執行する▽継続事業▽早期完成が求められる事業▽工事・工程上暫定期間中に発注する必要のある事業―に優先配分した。
 今回の通達では、この中でも特に積雪寒冷地域の事業や被災地の復旧・復興事業の早期執行を求めた。当初予算成立後に執行する事業についても、予算成立後に速やかに執行できるよう準備を進め、早期発注や適切な施工管理のための体制を整えるよう求めている。
 
提供:建通新聞社