国土交通省は9月の建設労働需給調査の結果をまとめた。調査対象全8職種の過不足率は、前月から0・4ポイント増の2・5%と不足幅が拡大。職種別では、鉄筋工(建築)の不足率が5・8%と最も高かった。
職種別の過不足率は▽型枠工(土木)3・2%▽型枠工(建築)3・9%▽左官1・2%▽とび工3・7%▽鉄筋工(土木)5・7%▽鉄筋工(建築)5・8%▽電工0・5%▽配管工0・5%―となり、鉄筋工(土木)を除く7職種で不足幅が拡大した。
地域別では、九州が前月から6ポイント増の14・9%と大幅な不足傾向を示したほか、「均衡」となった沖縄を除く9地域で不足傾向を示している。
提供:建通新聞社