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中央ニュース

2015/09/18

全建 運用指針徹底、事業量確保へ意見交換

全国建設業協会(全建)は17日の協議員会で、2015年度の地域懇談会・ブロック会議の議題や日程を決めた。「適正な利潤確保のための『発注関係事務の運用に関する指針』(運用指針)の徹底」と「事業量の安定的かつ継続的な確保」の2テーマを掲げ、運用指針をめぐる市町村への対処や、16年度当初予算での公共事業費の確保などに向けた国の姿勢を問う。10月7日の関東甲信越ブロックを皮切りに、国土交通省と意見交換する。
 運用指針の徹底に関しては、歩切りの廃止にとどまらず、確実な設計変更なども重要との認識の下、適切な実施が懸念される市町村にどう対処するか考えを聞く。現場の生産性向上につながる施策や施工実態を踏まえた積算、発注・施工時期の平準化などに対する取り組みもただす。
 事業量の確保については▽16年度当初予算での公共事業費▽15年度補正予算の早期編成▽維持管理工事での指名競争入札の活用▽設計労務単価のさらなる引き上げ▽週休2日制をはじめとした環境整備―への対応を尋ねる。
 地域懇談会・ブロック会議の日程は次の通り。
 ▽10月7日―関東甲信越(経団連会館、東京都千代田区)▽10月9日―四国(松山全日空ホテル、愛媛県松山市)▽10月15日―北陸(ホテルフジタ福井、福井県福井市)▽10月20日―近畿(琵琶湖ホテル、滋賀県大津市)▽10月23日―東海(グランディエールブケトーカイ、静岡市葵区)
 ▽10月27日―中国(ホテルニュータナカ、山口県山口市)▽10月29日―東北(ホテルハマツ、福島県郡山市)▽10月30日―北海道(札幌グランドホテル、札幌市中央区)▽11月5日―九州(ホテルニューオータニ佐賀、佐賀県佐賀市)

提供:建通新聞社