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2017/02/07

木造先導PJ、CLT実験棟整備12件を採択

 国土交通省は、低炭素社会の実現に貢献する先導的な建築物を支援する「サステナブル建築物先導事業」の採択プロジェクト12件を選定した。内訳は木造・木質化による先導事業7件と、CLT(直交集成板)など新たな木質建材の実験棟整備5件。木造・木質化の先導事業には事業費の2分の1、実験棟には定額3000万円を補助する。
 採択プロジェクトと提案者は次の通り(かっこ内は建設地)。
【木造・木質化】
 ▽日光江戸村御狩場新築事業(栃木県日光市)―時代村▽都市住宅に国産材をたくさん使う杉三層クロスパネルJパネル(東京都荒川区)―渡辺陽子氏▽CLTパネル工法による店舗+店舗付き住宅(仮称)代官山猿楽町プロジェクト新築工事(東京都渋谷区)―シンタニ▽国際基督教大学新体育施設建設プロジェクト(東京都三鷹市)―国際基督教大学▽北房地域新教育環境整備事業(岡山県真庭市)―岡山県真庭市▽アイサワ工業社員寮新築工事(岡山市)―アイサワ工業▽北川村温泉ゆずの宿改築工事(高知県北川村)―高知県北川村
【実験棟整備】
 ▽CLTモデル実証棟「東北大学都市・建築学専攻セミナールーム」(仙台市)―宮城県CLT等普及推進協議会▽CLTの木部材特性を生かしたユニット化による平屋建て中規模木造建築(倉庫)凡用モデルの実証実験(新潟市)―大新合板工業▽CLT外部現わし利用技術検証プロジェクト(山梨県山中湖村)―木のいえ一番振興協会▽サステナブル木造実験棟新築工事(浜松市)―日本エコシステム▽小規模オフィスにおけるCLTプロトタイプの実証と普及啓発(高知県馬路村)―高知県馬路村

提供:建通新聞社