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2018/02/01

17年の大手50社受注 8年連続の増加

 国土交通省がまとめた受注動態統計調査報告で、2017年(1〜12月)の大手建設会社50社の受注総額は前年比0・6%増の14兆7827億円と8年連続で増加した。民間工事は1・7%増と3年連続で増加したが、公共工事が5・8%減と昨年の増加から再び減少に転じた。
 工事種類別の受注総額は、建築が0・7%増の9兆9313億円で3年連続の増加、土木が0・3%増の4兆8514億円で2年連続の増となる。
 民間工事は1・7%増の10兆1209億円。発注者別では、製造業が16・5%増2兆0519億円、非製造業が1・5%減の8兆0690億円だった。公共工事は5・8%減の3兆6649億円で、このうち国の機関からの受注が8・1%減の2兆3391億円、地方の機関からの受注が1・3%減の1兆3259億円だった。
 海外工事は44・6%増の4787億円となった。

提供:建通新聞社